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前編のあらすじ
前編では「瞬間マッチング」をテーマに、移動問題の解決策として相乗りサービスnearMe.を行っていることや具体的にどんなサービスなのかをお伺いしました。後編では今後新たに追加していく機能やサービス、今後の展望について引き続きインタビューしています。
乗る人同士のマッチングアプリ「nearMe.」|前編今後増やしたい機能や改善点などはありますか?
今は同じ場所から乗ることを想定しておりだいたい半径800m圏内くらいでマッチングさせているのですが、今後は途中乗せができる機能を追加します。渋谷から乗って途中新宿で他のユーザーをピックアップするといった具合です。そうすると、距離の制約が緩みます。今のチャレンジは時間とエリアの制約なので、そのエリアが広がることでマッチできる人が広がり、マッチ率もそれに応じて5倍以上増えることも可能になります。
また、UXの改善やステップが多かった所は減らす、といったように実際にアプリを運用させる中で改善点を見つけPDCAを回していきます。
今行っているサービスはnearMe.のみですか?
実はもう一つやろうとしている事業がありまして、それが最大9人乗れるシャトルを用意して相乗りのもう一つの柱にしたいなと考えています。2人きりだと最初は心理的に抵抗があるかもしれないですが、9人いたらそんなに抵抗がないんじゃないかなと思います。例えば空港へ行く時や観光地の二次交通にも使えると思っておりまして、特に観光は一期一会的なものも楽しめるし、人が集まる所とかでタクシーの相乗りをシャトルを使ってやりたいなと考えています。タクシー会社さんと組んでオペレーションにも負荷なくできる形でサービスを創り上げていこうと考えています。
nearMe.を展開していく上でどんなマーケティングを行っていますか?
ソーシャル中心にマーケティングを行っています。テストマーケティングというか、どういうCPIで行けのるかという検証を行いました。今後スピードを加速させるときに上手くいった手法を取り入れていこうと考えています。ビラ配りなどのオフラインもオンラインも両方を行い、組み合わせてやっていく予定です。
Plug and Play JAPANにも参加しているので、参加されている企業さんとの取り組みや企業さんと一緒に取り組んでアプリ利用者を増やそうと考えています。また、鉄道会社さんや不動産、旅行会社さんなど興味を持ってくださる会社さんと一緒に組むことで事業シナジーを創出し、成長を加速させる活動を行っていくことも検討しています。
nearMe.を運用していく中で現状の課題はありますか?
採用の面が課題ではありますね。社員は私ともう一人しかいないので、あらゆるファンクションでコアな人が必要です。事業開発、プロダクトマーケティング、エンジニアなど3〜6名ほどは仲間を増やしていきたいと考えています。
1年以内の目標はなんですか?
今年を相乗り元年にしたいなと思っているので、nearMe.が使われ始めたなという感覚を得られるのが目標です。最大9人乗りの相乗りがサービスとしてスタートする予定で、旅行利用と普段使いの相乗りが増えているなという実感が持てることを今年の目標にしています。
最後に宣伝をお願いします
nearMe.ユーザーが増えて皆がこのサービスを使い始めると、間違いなく便利なサービスだと感じていただけると思います。同じ場所に行くのであれば40%ほども料金が安くなり、最低でも10%はお安くなります。ぜひ、まずは一度nearMe.をご利用してみてください。
まとめ
安心安全にマッチングして、乗車した者同士の支払いもスムーズにできるサービスが今回ご紹介した「nearMe. 」です。最大で40%も料金が安くなり、マッチングしなくとも3回までは20%お得になるサービスも行っているとのことなので、皆さんも今後タクシーに乗る時にはぜひ、nearMe.でお得に乗ってみてはいかがでしょうか?
公式サイト:https://nearme.jp/
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