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前編のあらすじ
前編ではブロックチェーンに特化したコワーキングスペースの運営と、ブロックチェーンエンジニアを養成する講座について詳しくお話をお伺いしました。後編ではそれらの認知度アップのために行なっている戦略や今後の目標などについてインタビューしてきました。
ブロックチェーン総合企業「HashHub」:前編SNSで一番活発なのはどこですか?
Twitterです。Facebookも両方ご覧になってる方もいるとは思いますが、ファウンダーがかなりTwitterでアクティブなのでそのチャンネルをつかったりしています。Facebookはビジネス用途で、エンジニアはTwitterの方が多いイメージですね。ただ、ビジネスサイドでもブロックチェーンを学んでおきたいと考えている方はいらっしゃるとは思っています。
現状の課題はなんでしょうか?
まず講座についてですが、事前のテスト的な会を開催してみて、講座は集客というよりも、「来て頂いた来た方がどこで躓くか」というような講座の中身の方が重要であることが分かったので、そこを現在改善に取り組んでいるところです。
コワーキングスペースに関しては認知度などでしょうか。きちんとコミュニティに対してリーチアウトしていかないといけないかなと。こういう場所があるよ、という事を広く知って頂きたいですね。
入居者の集客はいかがでしょうか?
これもTwitterがメインです。あとはイベントを開催しています。
ただ、入居者の人数にはそこまでこだわっていなくて、質の高いコミュニティを作っていくという方が重要だと認識しています。100人いても、イベントを開催してQAの時間になっても誰もいい質問ができない、という状況になってしまうよりは、50人程度でもしっかりとしたディスカッションややり取りがある事が重要だと思っています。
その為の工夫はどういった事をされているのでしょうか?
こちらから情報発信したりとか、モクモク会などをやって自分でその場でアウトプットできるようにするイベントなどもやっています。
先日初めての試みで「英語でモクモク会」というイベントを開催しました。最初にテーマを決めてここに来て頂いて、最初に何をやるかを宣言してから1時間半調べて英語で発表する、といった内容です。ブロックチェーンは元々の情報がほとんど英語なので、英語でやらないといけないんです。そこを強制的にやらせる機会をこちらで作ったりしています。皆結構頑張って頂いて、「最低でも1分はしゃべりましょう」としていたのですが5分くらい喋ってくれた方もいらっしゃって。
今後もそういった事は継続してやっていきたいところですね。
今後1年の目標について教えてください
自分たちがきちんとやっていくというのもあるんですけど、HashHubの入居者の方にどんどんプロダクトを出して頂ける環境を作っていきたいです。
入居者がプロダクトを作ったら、HashHubのブログで「入居者がこんなものを作っています」とご紹介したり、入居している企業さんの中にメディアの企業さんもいらっしゃるので、マッチすればお繋ぎしたりなどをしています。
スペース内の壁などに(メディアさんの)ステッカーを貼っているのですが、色々な方がステッカーに注目して「これは何ですか」といった具合にコミュニケーションのきっかけになっています。結構大事なコミュニケーションツールとなっています。
HashHubの一番としては、「コミュニティとして成長したい」というところがあります。コワーキングスペースといえばオープンな場所でもありますし、自分たちだけ、というわけではなくて一緒に、ブロックチェーン業界が前に進んでいく事を後押しできてようやくちゃんとできてるか、という感じですね。
その目標の達成度はどの程度でしょうか?
まだ一合目です。まだまだやる事が沢山あるので、これからですね。
そこを達成する為にやらなければならないと考えている事はなんでしょうか?
もう少しコミュニティをアクティブにするとか、これから海外と日本も繋げていきたいというものもあります。本来国境がないものですが、国ごとにバラバラ分かれてるものがあるので上手にコネクトして、情報交換もしたいですし意見を交わしたりとかもしていきたいと思っています。
海外のゲストを呼んだりなども結構あります。アポなしでフラッと「イベントあると聞いてきた」と言って来て下さる方もいれば、10月にカンファレンスがあったのですが、「カンファレンスにいらした方はHashHubお使い頂けますよ」と解放したら、結構凄い方が来てくださることもありました。
最後に、サービスの宣伝をお願いいたします
HashHubでは、コワーキングスペースに来て下さる方を募集しています。スポーツジムにいって本気のトレーニングをするつもりで、本気でこれからブロックチェーンに取り組みたい人の為に必要なものは全て揃えていて、税理士や弁護士のサポート、環境もあるのでぜひお越しください。
イベントも頻繁に行っているので、来て頂ければと思います。HashHubのコワーキングスペースの利用や見学問い合わせはこちらから。https://hashhub.tokyo/
まとめ
ブロックチェーンは実に色んな可能性を秘めた未来の技術でありながら、まだまだ世間一般への認知度はそう高くはありません。だからこそ、我々がブロックチェーンエンジニアを育てる、ブロックチェーンを学べる環境を提供する、そうしてブロックチェーン業界の発展をどんどん後押ししていく、そういった強い想いを語って下さりました。
自分ひとりで勉強するのは中々ハードルが高いかもしれません。ブロックチェーンを学びたいと燻ぶっている方は、こちらの「株式会社HashHub」にお問合せをしてみてはいかがでしょうか。きっと楽しい学習の環境があなたにもたらされる事でしょう。
公式サイト:https://www.hashhub.tokyo
自社プロダクトの開発:https://denryu-jp.hashhub.tokyo
エンジニア講座:https://www.blockchain-edu.jp
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