安心予約受付の「電話予約向けキャンセルプロテクション」:後編

前編のあらすじ

前編では、お客様からのキャンセルによるレストランの負担を減らすためのサービス、TableCheckの「電話予約向けキャンセルプロテクション」についてインタビューしてきました。後編ではそのサービスを広めるための具体的な戦略についてお届けします。

安心予約受付の「電話予約向けキャンセルプロテクション」:前編

ターゲット層への周知活動・マーケティングはどういった事をやられていますか?

弊社の営業は100%直販でやっています。半分はコールドコール(新規顧客開拓の為の営業電話)で、残りは既存のお店の追加やご利用店舗様からのご紹介やお問合せなどです。なので、半分アウトバウンド、半分インバウンド、といった具合です。

WEBマーケティングや広告にはそれほど力を入れていないという事でしょうか?

入れてないです。キーワード広告などは多少やったりはしています。結局飲食店の方には口コミが一番響くんです。飲食店そのものと一緒で、レピュテーション(評判)がとても大切な業界なんですよね。
例えば新規で営業すると、「今まで見た事ないサービスだね」「面白そうだね」と反応を頂くのですが、その後お店の方は何をするかというと、知り合いのお店に連絡して「テーブルソリューションってどうなの?」と評判を確認するんです。

飲食店はありとあらゆる方面から営業を受けます。有線・POS・求人・勤怠システム・厨房の機材・不動産などなど。そういったものをその都度調べて検証するような時間的余裕はないのが実情ですので、知り合いの方同士で情報交換をするのです。
そういった業界背景もあり、WEB広告などを打ってもあまり刺さらないなと感じているので、現状ではWEBマーケティングにはそれほど注力していません。

テーブルソリューション

今後SEOやリスティングに力を入れていくご予定はありますか?

リスティングはタイミングをみて実施していますし、SEOも気にしていますのでサイトの掲載順位などはチェックしています。弊社サービスは海外にも展開していますので、オンラインマーケティングが効果的なエリアもあるでしょう。今後も、場所やタイミングに応じて、最適なリソース配分で実施していく予定です。

マーケティング上の課題などはありますか?

広告費をかけてのマーケティングはあまり効果はないと思っているのですが、PR、メディアに露出していくという事に関しては一定の効果を見込んでいます。
実際に日経MJに掲載いただいた際には、1面記事ではなかったのですが、我々がまさにこれから営業をかけたいと思っていた企業様からお問い合わせを頂くことができました。

先程飲食業界は口コミが大切、という話をしましたが、(メディアに取り上げられると)信用度合いが格段にアップします。それまでは知らなかったサービスでも、新聞が取り上げているのだから何か良い所があるのだろう、といった事だと思います。

新聞の取材写真

今後はPRに力を入れていくのですか?

そうですね。現在、国内拠点が東京・大阪・福岡の3ヶ所なのですが、それ以外のエリアに関しては、メディアに露出していく事によって認知度をあげてお問合せのきっかけを作っていけたらなと思っています。(メディアに露出することは)採用面でもプラスに働くと捉えていますので。

1年以内の目標など具体的にありますか?

1年以内、と言うか年内なのですが、もう1つ業界初となる支払系のソリューションをリリースします※。今後はそのサービスを、飲食業界の会計の新スタンダードにしたいと考えています。※インタビュー実施後の12月10日に業界初となるサインレススマホ決済「TableCheck Pay」をリリース。

テーブルチェックの画像

最後に御社のサービスの宣伝をお願いします

飲食店業務のオートメーション化、自動化、効率化を本気で考えて、最も本質的な方法で実現していると自負しています。例えば、「テーブルソリューション」の強みの1つであるネット予約も、お店の方が目の前のお客様のサービスに専念する為にはどうすればよいか、という考えを突き詰めた結果、ネット予約に行きついています。
他にも、電話に対応している時間をもっとサービスに生かして頂くためにどうすればよいか、そしてレストランを利用するお客様がもっと便利により良いレストラン体験を楽しめるようにするにはどうしたらよいのか。私たちのサービスはすべてそういった「最高のレストラン体験を実現する」というミッションの元に成り立っています。
なので、最高のレストラン体験を実現するために本気で取り組まれている飲食店さんにぜひともご利用頂きたいと考えています。

今後もこれまで同様、業界の新たなスタンダードとなる革新的なサービスを提供し続けたいと考えていますし、日本だけでなく世界で通用するサービスとしてさらに成長を遂げていく予定です。これまでに、日本発のITサービスで世界16ヶ国に進出できているサービスは他にないのではないかと思っています。
まずはアジア制覇が目標ですが、その後はアメリカやヨーロッパにも広めていきたいと考えています。世界中のレストランが国境を超えて私たちのサービスで繋がっていくのって、すごくワクワクしますよね。将来、日本発のITサービスとして、TableCheckが世界を席巻する日を楽しみにしていてください。

2ショット写真

まとめ

飲食店に孕んでいるリスクを救いあげ、かつお店に苦労をかけずにお店のためになるサービスを提供している。そしてそのサービスが飲食店をご利用されるお客様にとっても大変に利便性の高い内容となっている。まさに飲食店・お客様ともに喜ばれる画期的なサービスです。
インタビューの中で「ここまで技術が進歩したからこそのサービスであるという一面もある」と仰っていましたが、まさにそうした技術革新によって飲食業界全体の品質が向上していくのは、これからの飲食が更に楽しみになっていくと感じるサービス内容でした。

公式サイト:https://corp.tablecheck.com
電話予約向けキャンセルプロテクション:https://www.tablesolution.com/cnp-phone/
テーブルソリューション:https://www.tablesolution.com/
テーブルチェック:https://www.tablecheck.com/ja/

 

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