エンジニアと依頼者を繋げるAIアプリ「SPOTECH」|前編

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今回のインタビュー

次から次へと技術革新が起こり、AI化していく中で大きな問題になっているのがエンジニア不足。そこでエンジニア(IT人材)と依頼者を繋げるプラットフォームのAIアプリを開発したのが今回インタビューした株式会社SPOTECHさん。日本初のAIアプリ「SPOTECH」について三好真代表にお話をお伺いしてきました。

御社のご紹介と今行っているサービスについて教えて下さい

弊社は株式会社SPOTECHというITの人材会社です。日本で建設や介護、飲食など様々な業種で人材不足と言われていますが、弊社はITの人材に特化してサービスを提供しています。経済産業省が出しているデータで、日本は2030年に最大で78.9万人ほど、最低でも40万人ほどのIT人材が不足すると言われています。

そこで、国内だけではなく国外でも何かしらの対策を取らないといけないと考え、海外のIT人材と日本の依頼者を繋げる日本初のグローバルプラットフォーム「SPOTECH」を2月5日にリリースしました。

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SPOTECHは具体的にはどのようなサービスですか?

発注者(依頼者)向けには海外IT人材を採用するに当たって課題となる「言語の壁」「マネジメント」「文化の壁」を最新の人工知能や技術を利用して解決するサービスです。

受注者(IT人材)向けにはエンジニア、デザイナー、マーケター、セールスの4職種を経験したユーザーへ、国籍や居住地にとらわれず、ITスキルにマッチした高報酬の案件を提供するサービスです。世界中どこにいても、例えば旅行中でもスキルさえあれば遠隔で仕事をすることができます。また、海外の依頼者に対して母国語でメッセージをした際に、自動で翻訳した内容を依頼者へ伝えられる機能を搭載しています。そのため、言語が違ってもやりとりが可能です。スキルがあれば 国籍・居住地に関係なくすぐに働き、すぐに報酬がもらえる次世代型サービスがSPOTECHです。

SPOTECHの強みはなんですか?

強みとしては3つありまして、1つ目がAIを使った翻訳機能を入れている点です。COOの渋谷悠佑が元々香港で翻訳の会社を立ち上げておりまして、彼のノウハウを取り入れたシステムを今後もっと実装することで言語障壁を取り払おうと考えています。

2つ目は 多くのプロマネ人材がサービス内にいる点です。例えば、開発案件では依頼者とITエキスパートを繋ぐディレクターが間に入るのが通常の形ですが、そのディレクターをすぐに見つけられる仕組みを導入しております。

3つ目は、国際色豊かな複業メンバー が集まっていることです。エンジニアがオーストラリア人、デザイナーはアメリカ人、インターンはマレーシア人であり、私がネイティブレベルで英語が話せるなどグローバルなメンバーがサービス開発をしています。

翻訳とAIのディレクション、国際色豊かなメンバーによるサービス開発が弊社の強みです。

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SPOTECHを思いついたきっかけはなんですか?

COOの渋谷悠佑が海外のIT人材を囲い、オフラインで日本の有名企業へ人材紹介をしていた為、彼の頭の中をAI化する事を思い付きました。オフショア開発が求められている昨今でニーズがあると考え、SPOTECHを立ち上げました。

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SPOTECHはどういった人がターゲットになりますか?

依頼者とITエキスパートでターゲットが違うのですが、依頼者は日本人が90%ぐらい、ITエキスパートに関しては70%以上が海外の人だと考えます。

ターゲットの選定基準としては、iOSをきちんと使っている国、それからスマホの所持率を見ています。そしてプロモーションにおいて一番の要となる ターゲットSNSの利用者が多いところで東南アジアをメインに、日本から海外でアウトソーシングしているランキング上位の国をターゲットにしています。

後編へ続く

前編ではSPOTECHのサービス紹介、強みやこのサービスを始めたきっかけについてお話をお伺いしてきました。後編ではSPOTECHで解決していきたいこと、マーケティングの部分を深くお聞きしてきました。

spotech三好代表3 エンジニアと依頼者を繋げるAIアプリ「SPOTECH」|後編

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