このページの目次
- 1 今回のインタビュー
- 1.1 御社のサービスのウリや業界初、日本初、世界初のものはなんですか?
- 1.2 このscale postやscale post viewer とは具体的にはどんなアプリですか?
- 1.3 これらscale postやscale post viewerはどういった人を対象として創ったサービスですか?
- 1.4 このscale postやscale post viewerはユーザーのどういった問題解決をしますか?
- 1.5 御社のアプリを生活に取り入れることにより、サイズ面から生活を支えていけるということでしたが、今後の御社の将来のビジョンはどんな風に描かれていますか?
- 1.6 その「デザインで世界を繋ぐ」というビジョンを持つようになったきっかけはなんですか?
- 1.7 「デザインで世界を繋ぐ」ために、直近1年以内でどんなビジネス/サービスをしてみたいですか?
- 1.8 「デザインで世界を繋ぐ」ために、どんな企業と仕事をしたいですか?
- 1.9 まとめ
今回のインタビュー
皆さんは買い物に行った時、その場ではとても良いと感じた商品が、実際に買って帰ってみるとサイズ感が合わなかった、他のインテリアとマッチしなかった、などの経験はありませんか?
今回はそうしたサイズ感や色合いを実物大で表示することができる、業界初のアプリ「scale post」について株式会社ヒナタデザインの大谷代表にインタビューをしてきました。
御社のサービスのウリや業界初、日本初、世界初のものはなんですか?
株式会社ヒナタデザイン 大谷代表(以下、大谷代表):
実際のサイズ感が手軽に分かるscale postと言うアプリです。「ネット上に載っている商品を実物サイズで見たい」と言う声をヒントに、今回このscale postを創りました。またscale postの中の一つでscale post viewer と言うアプリも出していて、実物大同士を比較できるアプリも開発しました。
このscale postやscale post viewer とは具体的にはどんなアプリですか?
大谷代表:
scale postは投稿して実物表示できるアプリです。例えば、「モンスターメンチカツ」と言うとても大きなメンチカツを出している飲食店があるのですが、名前だけだとどれくらいモンスター(大きい)のかイメージがつきにくいです。そこでこのscale postを使うと、実際の実物大のメンチカツを表示できるので大きさを簡単に分かることができます。
scale post viewerは、縮尺機能を持ったアプリです。このscale post viewerを使うと、自分自身の画像を元に服の着せ替えを行うことができるので、店舗に行かなくてもサイズ感や色合いを見ることができます。またこのアプリでお部屋を表示すると、壁紙やカーテンもアプリ上で着せ替えすることができるので、創り上げたいお部屋のイメージがより一層湧きやすくなります。
僕らがやりたいのは、価格.comではなくてサイズ.comなんです。常にサイズを軸にして他のデーターベースと組んで色んなサービスをリコメンドしていきたい。例えば「都内の13㎡ワンルームマンションに住む26歳男性で身長が158㎝」と言う情報をもらえれば、ぴったりな服を紹介したり、家具家電などのサイズも彼に合わせて商品紹介できる。ライフスタイル全般をサイズからご提案できるんです。そんな風に、サイズ面から生活を支えて行くことができます。
これらscale postやscale post viewerはどういった人を対象として創ったサービスですか?
大谷代表:
商品を購入する前に、イメージに合うかどうかを可視化して見たい方を対象としています。
このscale postやscale post viewerはユーザーのどういった問題解決をしますか?
大谷代表:
ネット上に載っている商品にはサイズの表記がされているが、実際に商品が届いて見てみるとイメージと全然違って返品される、と言うこともあります。このアプリでは、実物大でイメージが膨らむため、そうしたミスマッチを少なくすることができます。
御社のアプリを生活に取り入れることにより、サイズ面から生活を支えていけるということでしたが、今後の御社の将来のビジョンはどんな風に描かれていますか?
大谷代表:
「デザインで世界を繋ぐ」ということが我々ヒナタデザインのビジョンです。昔貿易商社で働いていたことから、日本の文化や素材を生かしてデザインで外に商品をリデザインしたいと思うようになりました。素材一つとっても見る人が見たら全然違うイメージがあるので、それをデザイナー同士が話し合えるように双方を繋げるともっと付加価値が上がり便利な物ができると思うんです。そんな風に”繋ぐ”ことをやっていきたいと思っています。
その「デザインで世界を繋ぐ」というビジョンを持つようになったきっかけはなんですか?
大谷代表:
スケールデザインというか、機能が目立ってはいけないと思っています。簡単に使える=使ってる感がないのが一番良いイメージ。インタラクションデザインを軸にしたいという想いがあり、そこからデザインで繋げて行くことができるのではないか、と思ったことがきっかけです。
「デザインで世界を繋ぐ」ために、直近1年以内でどんなビジネス/サービスをしてみたいですか?
大谷代表:
建築設計向けや業界向けのサービスを行っていきたいと思っています。ユーザーフレンドリーというか、UIが特化されるというか、ペルソナを絞って使いやすいサービスにして行く、ということを行っていきたいです。同時に、ブランディングやデザイン制作も継続して行っていきたいです。
「デザインで世界を繋ぐ」ために、どんな企業と仕事をしたいですか?
大谷代表;
方向性が同じ企業と一緒に仕事をしていきたいです。想いを分かり合える人と一緒に仕事をしたいと思っています。
まとめ
日常生活の中で、サイズを知りたいと思う機会は多々あることでしょう。実物大での家具・家電製品のサイズや、服のサイズ、そして色合い。それらは今までは実際に店舗に足を運び、自分の目で見てサイズ感を確かめることが常識でしたが、今回株式会社ヒナタデザインさんが開発した「scale post」はそうした今までの常識を覆し、アプリ上で実物大の商品を再現してくれる、とても優れたサービスです。
今後は日常生活の小さなものから大きな買い物までをサポートしてくれる、買い物には欠かせないより重要な存在へとなって行くことでしょう。
コメントを残す